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えっちゃんの中国美大日記 第13回「中央美術学院大学院生・博士生の卒業展」

えっちゃん5 dotline 中国の学校はほとんどが秋入学なので、今の時期は卒展ラッシュ!中央美術学院もしかり。中央美術学院の附属美術館、中央美術学院美術館では大学院生、博士生の卒業展示が展示されています。1ヶ月ほど展示されるので、平日は学生が、休日は画廊の方、関係者が多く訪れます。 a1 図1 開幕式の様子 この美術館は日本の建築科、磯崎新がデザインしたもので、中の構造がいくつもの層で重なり合い、迷路のようになっているのが特徴。 入口から大きなオブジェが置かれていて、彫刻科、デザイン科の作品が展示されています。実験芸術科の映像はひとつの空間と小さいながらも贅沢、もりだくさん。階段のところも映像が投影、それも階段の構造を上手に生かした作品でとてもおもしろい。 版画科、デザイン科も映像を作ったり、インスタレーションがあり、アウトサイダーで所属されてる科に束縛されてない。油絵や壁画はほとんどが平面作品、大きな作品がたくさんあった。 毎年いくつかの卒業作品が美術館に収蔵され、それらは、また6月まで美術館にて展示されます。 一年、一年、自分も卒業に近づいているのだと実感します。 a2 図2 ファッションデザイン科の展示 a3 図3 展示様子 a4 図4 喜ぶ卒業生たち a5 図5 彫刻科の作品 a6 図6 版画科の作品 終点、そして起点 会期:2014.4.30-5.18 会場:北京市朝陽区花家地南街8号 江上 越(Egami Etsu) 1994年千葉市生まれ。千葉県立千葉高校卒業後、2012年中国最難関の美術大学・中央美術学院の造型学院に入学。制作と研究の日々のかたわら、北京のアートスポットを散策する。ここでは北京のアート事情、美大での生活などをレポートしてもらう。


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