若手アーティスト320人!中国最大の展覧会:青年100 5周年!
青年100とは
最近中国では若手アーティストの活躍が顕著である。その重要な担い手のひとつに青年100がある。青年100は北京名泰文化会社が作っているプロジェクトで中国の若手アーティストを全国から毎年100人選び、全国で展覧会、個展をひらき若手アーティストの育成をサポートしている。
会場前にて 展覧会のポスター
5周年展では1500件の作品が!
今年で5周年を迎え農業展覧館にて大型の回顧展が開催される。若手アーティスト320名、1500件の作品が一同にそろう。
ディレクターの彭玮は「最初は本当に小さいところから始まり、5年でこのような大きい展示が開けて嬉しい。みなさんがどこにいようと、どのような人になろうと、みなさんにとって青年100が夢の始まりであることを願います。」と感慨を述べた。
左はディレクターの彭玮
開幕式
会場
平面だけでなく映像、写真もある。図の写真は王木川の作品
アジアの水墨の要素をもちいた作品、手前はアーティスト王启凡の作品《風景No.2》
映像と絵画を用いた作品 アーティスト陈家业の作品《生活在别处No.5》
大型の彫刻もある。
インスタレーション作品 アーティスト李烁の作品《消解》
インスタレーション アーティスト童鵾の作品《百看不厌的事实》
手前インスタレーションと彫刻はアーティスト王恩来の作品 彫刻作品は《風塔》
アーティスト刘恩钊の油絵《再撮影》 シリーズ
今回ソロブースでの展示をした アーティスト郭天仪の作品《它和她的身体No.10》
日中韓、アジアへの注目
また今回は日中韓の若手アーティストのブースがあり、会期中もアジアの若手アーティストに関するシンポジウム「此時・此刻」が開かれ、日本からは新しくアート北京アートディレクターに新しく任命された金島隆弘、前韓国国家元ファイコンテンポラリーアート博物館チーフキュレーターの丁俊模、北京画院美術館館長の呉洪亮が参加した。
5周年を節目にどう展開してゆくのか。これからの青年100が楽しみだ。
シンポジウム「此時・此刻」には金島隆弘さんの姿が
左はアート東京の理事長來住尚彦さん 開幕式には金島隆弘さんも来場
アーティストたちと
右はアーティストの王木川 作品の前で
右はアーティストの朱佩鸿 作品の前で
右は青年100のキュレーターの宋金瑞 左は参加アーティスト
2015年度青年100 北京起動展5周年
会場:北京全国農業展覧館11号館
会期:2015年10月4日-7日