江上越ファイナリストに選ばれました。
Sovereign 芸術基金(SAF)の第15回アジアでも最も名誉のある現代アートアワード、Sovereign Asian Art Prize 2019のファイナリスト30名のアーティストが公表され、なんと私もファイナリストとして選ばれました!
江上越 BMABメディアビエンナーレでの自身の展示作品の前で。
今回は世界から70名の美術館館長や評論家、専門家のかたによる28の地域から推薦された400名から厳密な選考の結果30名が選ばれます。今回は19の国から30名が選ばれました。今回は例年のアジアンアートプライズAsian Art Prizeだけではなく、VOGUE HONG KONGとの共同企画「VOGUE HONG KONG女性アーティスト賞」も新設されました。今回の最終選考委員には博物館館長でありキュレーターである David Elliott 、《The Financial Times》のJanDalley、日本森美術館副館長の片岡真実、香港建築家のWilliam Lim など各国のキュレーター、評論家を含んでいます。
Sovereign 芸術基金(SAF)は過去に最大のオークション会社クリスティーズ、BBC, BMW、 ルイビトン などとコラボレーションをしています。
ファイナリスト展の展示会場入り口 展示会場(一流画廊、ペースギャラリー、David Zwiner Galleryも入っているギャラリービル一階 )
VIPカクテルオープニングでは外国の美術関係者、コレクター、ギャラリストが多く来ました。
手前は江上越の作品 《Between sound wave and light wave》
VIPオープニングの様子
江上越作品 Between Sound wave and light wave
オープニングは人でいっぱい。ほとんどが欧米の美術館、コレクターギャラリー財団関係の人でにぎわいました。
そして財団のひとから 「Congratulation! You are the only one that sold before the opening!」と言われたので何事かと、名札をみると、たしかに私の名札だけSOLDとかいていあります!
財団によると香港アートバーゼルの際にロシアの非常に重要なコレクターが気に入り、その場でコレクションし、彼のプライベート美術館に収蔵されたそうで、唯一展覧会オープニング前に売れた作品だそうです。
なので財団の方から「あなたの作品はとても人気で、いくつものコレクターが欲しがってたから、もっと作品の資料を送って」といわれました! びっくりです!
審査員長のDavid Eriottさんと江上越
今回審査委員長を務めるDavid Eriottは日本語で声をかけてくれ、なんと日本の森美術館の初代館長であったことがわかりました。現在香港M+美術館にてアートディレクターを務め、美術館のコレクション決定しています。
私の作品を「日本の文脈でも中国の文脈でもない、あなたの絵から新しいものを感じる。実際の作品はインターネットで見る画像より何倍もいい」とほめてくださいました。
財団の理事である コレクターのAntony Tyler(右)と奥様、江上越
展示会場外観の様子 香港の中心地です。
展覧会「SAF基金最傑出アジア芸術賞ファイナリスト展
会場:HART Hall G/F 80 Queen's Road Centeal , HongKong
(Pace Gallery ,David Zwiner のビルの一階)
会期:2019.4.29まで
11am – 6pm (Free entry)